誰の目も気にせずに貫き通せるか?

連載『私は熱狂をつくれる』 御代川舞花

誰の目も気にせずに貫き通せるか?

※但し、配慮は必要。

どうも御代川です。

今回のテーマ「誰の目も気にせずに貫き通せるか」を書こうと思ったのには理由があります。

最近では、ロリータのお洋服でガンガン外に出るようになりました。え、前は違ったの?と思う方がいれば、しめたものです。ニコニコ。

今やロリータのお洋服で出歩くことに何ら抵抗がない私。考えや思いを行動に移すことに関して、以前より思い切りがよくなっている!わお。

そう。最近では、人の目を気にするという感覚が殆どなくなっていることに、はたと気付きました。但し、配慮は必要。これは言語化する価値があるぞ、と思った次第です。

〈私は、何のために生きているのか?〉

「人生は一度きりだから、後悔なく生きよう」よくある言葉というか、教えです。これに関して良いとか悪いとかを述べるつもりは、ありません。

この言葉の持つ真実の重みは確かだと思います。しかし、胸に迫るものがない。イマイチ。これを身に染みて感じるにはストーリーが必要です。でも、ストーリー込みで「嗚呼、そうだよね。泣」と思ったとしても、数時間後には忘れている。少なくとも私はそうです。

ここで「問い」のチカラを借りたいと思います。人は疑問形には自然と答えを出したがる生き物だそうです。自分ゴトとして自発的に考えるように仕向けます。

「私は、何のために生きているのか?」はい、これで我々ニンゲンは頭を使いだす。思考が始まる。頭の中をぐーるぐる。この問いを「なんだよ、めんどくせえ」とポイする人は少ない…はず!と思いたい。

で、肝心の(?)御代川の答えは?はよせい!と聞こえてきそうな感じがします。まてまて。結果よりプロセスが~とぐちゃぐちゃ反論するのは好きではないので。

一番ありきたりな模範解答としては「幸せになるため」です。いや、そんなの知ってるし期待してないって?スミマセン。でも、まずはシンプルな結論をお伝えしないと、ね。

わたしの幸せとは?「切なく儚く幼く単純明快に色っぽく限界を超えて存在で示すこと」です。だから、日々この幸せを体現し切るべく生きています。

幸せになるためとは、なにも「今この瞬間」を無視した将来のことではありません。今も、ちょっと先も、ずっと先も、幸せ。そういう事です。常に、常に、常に…そう、「常に幸せ」が連鎖していく。そんな感覚です。

だから、私は挑戦する人生が好きです。幸せになるために、挑戦する。そこに、ためらいはありません。

〈緊張しなくなった!?〉

私は「たたき台」である。

これが私の信条です。そう思うようになってから、私自身が傷つくことや失敗することに、そこまで強いこだわりとプライドは無くなりました。周りの人が、私を見て何かを感じてくれたら本望です。もっと言えば、私の行動から何かを学びとってくれたら良いなと思います。

大局を見据える。一番大事なことはなにか?そう考えると、目先のことはわりとどうでもよくなります。小手先のことにこだわらなくなります。私にとって一番大事なこととは「その場その場いっときの自分自身の姿」に関わることではない。

ブレない。私がブレている時とは、感情の波にのまれてアップアップしている時です。外的要因に引っ張られ振り回されイライラが募り、爆発を繰り返している状態です。だから、最近は事前対応を心がけています。外的要因に振り回される前に不安要素をコミュニケーションによって潰しておく。これが出来るようになって随分と心が安定して来ました。大成功。

〈もう御代川は、私1人のものでは無いから〉

たった1人ゼロから始まった私の旅は、多くの方との出会いを通してガシガシ成長中です。周りからの視線と期待を感じるようになりました。もう、こうなったらトコトンやるしかないっしょ!気合十分。

魅せ方に偶然性はない。学生時代ダンス部だった経験と多くの舞台を観に行った経験が生きています。私は、外出中は常に舞台上にいるつもりで生活しています。そこに緊張やプレッシャーはありません。心地よい開放感があるだけです。いつもどこかでイメージトレーニングをしている。いつもどこかでファンタジーを生きている。走り出した思いは、どこまでも爽やかに街を通り抜けていく。

どう心地よく過ごすか?最近とくに重要視しているテーマです。これを意識することによって、自分のいまの状態たとえばイライラや不安にイチ早く気づけるようになりました。なんとなくモヤモヤする、なんとなく不快指数が高い、そんな状態に陥らずに済むようになりました。いっつも幸せ全開だったら疲れてしまいます、逆に。今までは心地よいライン、両極端ではない中間がまったく掴めなかった私ですが、グラデーションで生きる極意がわかってきました。やったね。

ごちゃごちゃ言わない。四の五の言わずに、やる。ウジウジしない。これぞ武士道という生き方をする。大和撫子でいる。覚悟がある。腹が据わっている。そういう在り方が、私は好きです。

なにせ、御代川はもう1人のものでは無いから。

みんなを、幸せにしたいから。私の旅は、続く。


執筆者

御代川舞花 Maika Miyokawa

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