連載『私は熱狂をつくれる』 御代川舞花

行動すること、一人の世界を作ること

どうも、御代川です。只今、人生初の個展を開催中です。反省点は個展が終わってから考えるとして、今は前向きに出来たことの数を数えるようにしています。今回の記事では、10個の出来たことを発表したいと思います。

出来たこと

1.個展開催前の挨拶回り

「挨拶回り」というと、いささか宣伝の意味合いが濃く感じられますが、目的はそれだけではありません。お世話になっている方々へ感謝をお伝えすることが第一の目的でした。実際に何人かに会いに行きました。個展のグッズ＋αを手土産に持参しました。また、ご縁があって大阪出張に行った関係で、想定よりも多くの方にご挨拶ができました。それでも、実際にお目にかかりたかった方全員には会いに行けませんでした。身一つで動き回るには限界がありました。

2.個展と他の仕事の両立

個展開催中は、基本的に在廊すると決めていました。ただ、ひっきりなしにお客様が来るかというと、現実はそう甘くはない。そこで大事になるのが時間の使い方です。個展会場で暇な時間ぼーっとしているのか、はたまたそこで出来る作業を何かするのか、では天と地ほども差ができます。それに、ミーティングやイベントへのお誘いが個展会期中にもあるわけです。何が自分にとってプラスになるのか、時間とお金の使い方をどうするのか。かたくなに個展会場に張り付いているのでは非常にもったいない。チャンスがあったら確実にモノにしていく、そういった精神で過ごしています。もちろん、ぼーっとしている時間もあります。すべてはバランスなのです。

3.次の一手を考え中

「この個展が終わったらどうしようか」常に考えています。燃え尽き症候群にならないように、これはスタートなのだという気持ちで虎視眈々と次の一手を考えています。

4.商品を売ってお客様からお金を頂く

とても大事なことです。これが出来てはじめて「プロ」として胸を張れる。お客様に感謝をして、頭を下げること。その大切さは、実際に店頭に立って自分の商品を売らないと体感できません。とても貴重な経験をしていると思います。それに加え、自分の商品を冷静に評価する時間もあり「もっと書道が上手くなりたい」気持ちを引き締める毎日です。

5.各SNSでの発信

開店時間と閉店時間のお知らせは必須です。お客様がせっかく来てくださったのにお店が閉まっている状態では、お客様に迷惑をかけてしまいます。あるまじき事です。でも身一つで動いているわけですから、他の仕事ややむを得ない事情もあります。だから、事前にお知らせをする。SNSでの発信は、宣伝だけが目的ではありません。むしろ、気にかけてくださっている方への報告と感謝をお伝えするという意味合いが強いです。

6.毎日個展会場に通う

基本的なことです。え、当たり前じゃん？と思う人もいることでしょう。でも、自分に決定権があり自由にやれる環境になったとしたら…？悪魔の囁きが聞こえてくる瞬間もあります。でも、それには耳を貸さない。初志貫徹です。

7.優先順位を考えて取捨選択する

コロナ渦のこの時代、夜の時間にライブ配信などが沢山あり、あれもこれも視聴したいし参加したい！と思うことが多々あります。けれど、最も大切なのは自分の事業です。リアル会場に穴を開けるわけにはいきません。取捨選択、自分の体力気力との相談はとても大切です。

8.親に感謝する

言うまでもありません。が、普段はなかなか出来ないのも事実です。親への報告と感謝を、きちんと形にして伝える。照れくさいとしても、必ずやること。これからも大事にしていきたいです。

9.自分の思いや現状を言葉にして相手に伝える

あなたは結局のところ何をやりたいの？目指す未来は？表現したいことは？という抽象的な問いから、営業時間は何時ですか？という実務的な質問まで。現状を「伝わるように伝える」ことの難しさ、やりがいを日々実感中です。

10.ありがとうを口癖にする

「すみません」ではなくて「ありがとう」という。相手も自分も笑顔になれる。そんな、あたたかい連鎖が起こります。ぜひ、やってみてください。オススメです。

さて、以上が「私が個展開催中に出来たこと10個」です。この学びは深いぞ…！と自分で満足しています。なので、皆さんにシェアしたかったのです。

本記事の題名『行動すること、一人の世界を作ること』に触れていませんでした！ビシバシ行動して、外の世界に触れる。それと同時に、内省も必要です。そして、そのバランスを取っていく。これが出来るようになると、人生が豊かになり自分自身強くやさしく、しなやかに生きることが出来ます。ぜひ、私と一緒に挑戦していきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

執筆者

御代川舞花　Maika Miyokawa

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